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プロフィール 神奈川県出身。高校卒業後、建築業界に入る。約30年個人事業主として経験を積み、2005年に(有)三建ホームズを創業。2011年頃から入札工事にも参加し、有楽町の東京国際フォーラムや日の出桟橋、品川警察署、上野動物園の動物の小屋などの工事にも携わる。大型公共工事から戸建てまで、業界一筋50年以上のキャリアを活かし、設計・施工・新築・増築・耐震・リフォーム・外構を受付からアフターフォローまでワンストップで対応。【ホームページ

 

「マグロのように動いていないと死んでしまう。だから休日なく働いても苦はなく、大好きな仕事は楽しい」。そう熱く語るのは、有限会社三建ホームズ代表取締役・飯田和彦氏だ。2021年現在、69歳とは思えぬパワフルさを武器に工事を手がけるとともに、地域の安全・安心を守るため、耐震対策や助成金獲得のアドバイスを行い耐震工事の大切さの周知に尽力。温かい人間力と業界歴50年以上という実力を活かし、地域社会に貢献している。

 

業界50年以上の経験で建築・耐震すべてお任せ

有名な建築工事に携わってきた実力派

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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)

 

内山 東京都品川区を拠点に、耐震・リフォーム・新築まで、幅広く建築工事を手がけている三建ホームズさん。私も学生時代は配管工事業を手伝っていたことがあるんですよ。それにしても、いただいた名刺の裏を拝見して驚きました。こんなに多様な専門工事を扱う会社も珍しいですね! これまでどんな現場に携わってきたのでしょうか?
 
飯田 皆さんの知っているような建築ですと、有楽町の東京国際フォーラム、日の出桟橋、品川警察署、上野動物園の動物の小屋などでしょうか。あとは学校や役所、消防署や能力開発機構など、さまざまな現場を経験してきました。
 
内山 大きなところばかりですね!
 
飯田 ほかに、戸建ても新築からリフォームまでトータルで承っていますよ。公共事業は入札による受注で、品川区ですと区営の保育園の傷んだ教室の研磨や、食堂の工事なども手がけましたね。また、戸建てから公共施設・マンション・ビル・商業施設・店舗まで、幅広い建築物を対象に、耐震工事の設計・施行を受付からアフターフォローまでワンストップで対応しています。
 
内山 建築に関することなら、三建ホームズさんに何でもお任せですね!

 

半世紀以上かけて培った技術と知識が強み

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内田 三建ホームズさんは、戸建てから大型公共事業まで幅広く工事を手がけていることがよくわかりました。飯田社長は建築業界に入ってどれくらいになるのですか?
 
飯田 高校を卒業してからなので、2021年で、かれこれ51年になりますね。
 
内山 半世紀以上もこの道一筋とは! ということは、お年は現在69歳ということですか! まったく想像がつきませんでしたよ。とてもお若く見えますよね。
 
飯田 ありがとうございます。内山さんにそう言ってもらえると嬉しいです。いまだに腹筋トレーニングは、毎日50回やっているんですよ(笑)。
 
内山 パワフルですね。今でこそ建築現場も労働環境が見直されているものの、50年前になると相当過酷だったでしょう。
 
飯田 パワーしか取り柄がないので平気でした(笑)。下積み時代は、諸先輩方に一から鍛え上げられましたよ。重い荷物を「若いんだから!」と持たされていましたからね。
 
内山 それは大変そうだ。その後、飯田社長が独立なさったのはいつ頃ですか?

 

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飯田 弊社は2005年創業で、今年で16年目に入ります。2005年以前は、個人事業主として30年くらい働いていました。
 
内山 戸建てから公共事業まで扱えるのも納得の、大ベテランですね。51年間培ってきた知識と技術は、三建ホームズさんの大きな強みだと思います。特に耐震関係は、ここ数年日本の社会問題の一つでしょうから、この分野のノウハウは需要が多そうです。
 
飯田 そうですね。例えば、体育館の屋根が崩れ落ちないように強化する工事などが特に多いかもしれません。何気ない学校生活や日常生活を安心して安全に送るためにも、必要な工事はたくさんあると思います。
 
内山 学校や役所なども、古くなっている建物が多いですものね。備えあれば憂いなしと言うように、災害に備えた耐震強化には必然性を感じます。

 

助成金の活用で、大切な耐震工事をお得に

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内山 日本は地震が多い国なので、耐久性と耐震性の高い建築物への移行は重要な課題だと思います。過去には、音楽ホールの天井落下や、通学路の壁崩壊といった事故もありましたし。
 
飯田 震度3以上の地震が2日に1回ペースで起こると言われているくらいですから、被害を最小限にするには事前対策が必要だと考えています。子どもたちの通学中に地震が発生した場合、振動への恐怖から身の回りの何かに捕まることもあるでしょう。それが経年劣化した壁であれば、地震の振動と子どもたちの圧力で、最悪の結果になりかねません。
 
内山 そうですよね。地震がなくとも、子どもたちは通学路の壁を触ったり蹴ったりすることもあると思いますから、リスクを考えると怖くなってきます。
 
飯田 一般家庭でも、耐震の施工はなかなか気が付きにくい部分での対策だと思います。被害が自分の家だけで済めばまだ良いほうで、隣の建物に被害を及ぼすことや、歩道に面している家であれば歩行者への被害も想像できます。損害賠償への発展もないとは言えません。お住まいの地域や国の助成金を活用できる場合もあるので、そういった説明も積極的に行っています。
 
内山 助成金があるんですね! そのお話、詳しく教えていただけますか。

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飯田 一般の方にはなかなか馴染みがないかもしれませんね。例えば既存の助成金活用の一例として、耐震補償工事が400万円なら、助成金が180万円、さらに弊社の料金5%キャッシュバックキャンペーンを組み合わせると自己負担は200万円の半額で済みます。耐震工事は高額なイメージばかり独り歩きしているものの、国や市区町村の補助金や助成金、支援などで予算内に納めることもできるんです。
 
内山 半額で安心が買えるとなると、お得感がありますね! それを知っているかどうかの問題は大きいですよ。だからこそ、周知にも尽力されているのは、大変素晴らしい取り組みだと思います。
 
飯田 ありがとうございます。利用する制度の組み合わせで助成金額を増やせる場合もあるので、お客様のご事情に寄り添いながら説明していますよ。

 

大好きな建築業を通して、地域に笑顔を

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内山 耐震工事がすぐさま必要不可欠かと問われると、一般家庭には判断が難しいところもありそうですよね。実際のところ、お客さんの反応はいかがでしょう。
 
飯田 厳しいときもありますよ(笑)。建物を見ればある程度の躯体や柱の状態がわかるので、大事に至らないうちになんとかしてあげたいと思って説明はしています。しかし、高齢の方など、余計なお世話だと感じてしまう人もいるので難しい部分ですね。そういった住民の方には、とにかくコミュニケーションをとり、前向きにご検討いだけるようにしていくことを大切にしています。説明だけで半日終わってしまう日もあるくらいです(笑)。
 
内山 事故が起こってからでは遅いですからね。献身的に取り組まれているのは、飯田社長が使命感を持っていらっしゃるからなのでしょう。
 
飯田 そうかもしれません。やはり、地域の皆さんには、安心してご自宅に住んでほしいですし、防げたはずのリスクで後々困ってほしくないですからね。2011年の東日本大震災時、弊社で管理している近所の14階建てマンションまで飛んでいったら、エレベーターが止まっていたんです。その際は階段を上り、高層に住んでいる高齢者がいないかを探し回り、お一人ずつ担いで階段を下りました。3往復し、さすがに体力的にきつかったのを覚えています。
 
内山 すごいですね。私は自宅がマンションの28階なので、エレベーターが使えない日に車のキーを持ち出し忘れ、速攻で断念してタクシーで仕事に向かいましたよ(笑)。今も現場に出ているという飯田社長のタフさと熱い心根には感服しました。まだまだ現役でのご活躍に期待したいですね。

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飯田 75歳くらいまでは現場に出ていたいですね(笑)。それから知恵を絞って、震災などで潰れない家屋をつくっていきたいです。
 
内山 飯田社長であれば達成できると思います。それにしても、そのバイタリティの原動力はどういったところにあるのですか?
 
飯田 私はもともと仕事が大好きなんですよ。お客様に笑顔になっていただき、「三建ホームズに頼んでよかった」「飯田に依頼して正解だった」とひと言でもいただけると、すべての苦労は吹っ飛んで癒やされますね。
 
内山 いやぁ、朝起きて「今日も仕事か」と曇った気分になっている自分が恥ずかしいです(笑)。私ももっと頑張らないと! 人生と仕事を楽しむ姿勢が、飯田社長の若さを保っている秘訣のようにも感じました。お体に気を付けて、これからも困っている方を建築業界でフォローしていってください。私も応援しています!

 

 

「仕事を楽しむ」とは‥
とにかく仕事が大好きで、休日でも何かしら仕事に関わっていたいくらいです。好きなことをしていると、やっぱり楽しいですよね。
(飯田和彦)

東京都内の助成金を利用した耐震工事・外構工事などの建築相談は東京都品川区の有限会社三建ホームズへ。そのほか外壁塗装や屋根塗装、ブロック塀の施工など、バリアフリー工事や止水板の施工など有資格者が現場を正確に診断し、最適な施工をご提案します。